2019年7月1日月曜日

行動観察講習と6月のテスト

小学校受験 個人塾 東京 吉祥寺 練馬区

こんにちは❗
アムキッズのあかな先生です。

7月になりました。
いよいよ入試まで4カ月になりました。
去年に比べ、テストの平均点が
ペーパーもアトリエも9点も下がってしまいました。
そして、トップとの開きもかなりあり、
今の時点で志望校に必要な項目が
合格レベルに達していない方もかなりいます。

授業でも言いましたが、
ペーパーが苦手な子はアトリエも苦手です。
それは、指示が聞けないからです。
どんな問題なのか、
初見の問題の意味を理解する言語理解力がないからです。
言語力のない子は
最後まで話を聞く余裕がないので、
色ミス、記号ミス、そして解答欄を間違えるなど、
悪循環に陥ります。
成績を上げる一番早い方法は
ペーパーテストで点数をとれることです。

これから夏期講習に入ります。
アムキッズの合格率が高いのは
よく聞かないと解けない問題が多いことです。
ペーパーを見ただけではどんな問題かわかりません。
ですから自然と耳を傾け集中して聞くようになります。
出題もテープになります。
一度でしっかり聞く力をこの夏でつけていきましょう。

アトリエは、
考えて自分で発想する問題が多くなります。
また、パズルなども立体のものや
いろいろな角度から考えないといけないものも増えてきます。
手を動かして、様々な問題にあたります。
しっかり復習してください。
これだけのことをすれば
やったことのない問題はほとんどなくなるはずです。

話は変わって6月30日
行動観察の特別講習をしました。
授業に集中しすぎて、
写真を撮るのを忘れてしまいました(´;ω;`)













今回も、
はなし方のプロフェッショナルの2人の講師をお招きして
楽しい中にも、受験に必要な力をつける実践の講習を行いました。

はじめは児童劇団で講師をしていらっしゃる先生による、
指示行動です。
言われたとおりの動きをする。
覚えて考えて行動に移すこと。
そして自分なりに表現すること。
この3つを段階を経て行いました。

集中して先生の話に耳を傾け、
よく動きを見ること。
お友達のやっていることを見ながら
自分の番になったら思い切ってやること。
出来なくても下手でもいいから最後まで頑張ること。

気になったのは、
お友達がやっているのだから
それを見ながら自分はどうするか?
自分の番にくるまでに考えておくことができていないお子様は
もじもじしてしまい、好ましい姿ではありませんでした。
充分に考える時間はあるのに、
何も考えていないのですね。
本番のチャンスは1回だけです。
このチャンスを生かすためには
一回一回の授業を大切に
本番に来るつもりで当たることです。
ここでできなかったことが
本当に本番でできるのでしょうか?
保護者の方は、
一回一回の授業にくる気持ちを
もう一度お子様にしっかりと説明してください。
慣れることも大切ですが、
いつまでたっても良くならないのは
授業にくるときの真剣さがないからです。
本番でやらないで帰ってくると合格はないので
私は泣いてもやらせるけれど、
可哀そうだと思わないでくださいね。
今年は良く泣く子が多いです。
泣いたとしてもやらないのは許していません。
出来ないこと、
やらないことの方がもっと可哀そうなのです。
毎回の授業を
本番のつもりでしっかりと受けて、
出来なかったことはできるまで
しっかり復習することが大切です。
そして、今度同じような問題が出てきたときに
できるようになっていれば自信がつきます。
授業を受けるだけでできるようにはなりません。
できないままです。

楽しんでやることも大切です。
でもそれには、ある程度の自信がないと
そこまでにはなりません。
自信をつけるには、
やはりできないことを少しでもできるようにすることです。

受験は競争です。
出来たかできないか?で合否を分けるのも事実です。
同じことを同じように間違えている子供は、
きっと復習が足りていないのだと思います。
3回やって出来なければ10回。
10回でダメなら、100回。
できるようになるまで毎日やるしかないです。
残された時間はみな同じ。
それをどう使うかで、合否は決まります。

そのあとの集団ゲームでは、
話し合いの仕方を学びました。
毎回意見をいう子は同じです。
本当は全員がきちんと意見を言えればいいのですが、
意見が言えない子供でも話し合いに参加できる方法はあります。
それを次回の講習と夏期講習で重点的にやっていきます。

意見を言えた子にも、
もっと良くなる方法があるので
これは授業でお話ししますね。

ただ、ゲームのルールを理解していない場合は
話し合い以前の問題です。
こればかりは、わかっていないと何もできないし
意見も言えないので
しっかり聞いて理解することを
ペーパー同様にやっていくことが大切です。


最後の友達紹介は、
話し方のプロの先生による授業でした。
今年はとくに、
口の開き方が小さい、
だから声が小さい、
舌の力が弱い、
滑舌の悪いお子様が多く、
私も何度も聞き返すことが多いです。
小学校に入ってからでは、
困ることが多いので、今のうちにしっかり治しましょう。

「家ではたくさん話すのですけど…。」
そういう方も多いです。
家で試験を受けるわけではないので、
誰とでもきちんと話せるように、
日頃から知らない大人や、
遠くの祖父母などに電話をするなどして、
きちんと自分の言葉で伝えるようにしていきましょう。

これからは、言い訳は無しです。
「今日は○○だからできなかった・・・」
「明日やろうね」
ではなく、
「試験まで時間がないから、頑張って今日やろうね。」
と言って、一日一日を大切に過ごしてください。

さあ!!
合格するにはやるしかないのです。
「やらせるのがかわいそう。」ではなく、
「出来ないことの方がかわいそう。」
なのですからね。


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