2019年2月6日水曜日

併願校をどうするか

小学校受験個人塾~アムキッズ~

こんにちは。
アムキッズのあかな先生です。

2月に第一回の面談をしています。
併願校に関してのお話しを、
今までの経験から申し上げています。

最悪の事態を想定して、
入念に試験スケジュールを考えて、
きちんと押さえの学校を5日までに受験された方の方が
第一志望はもちろん、
それ以上のチャレンジ校に合格されています。

これは紛れもない事実です。
小学校受験の場合、
「この学校がだめだったら
近所の公立でいいや」
と考えるご家庭もかなりあります。
私に言わせると、
既にその時点で公立に行く確率が高くなります。
実際もそういう結果が出ています。

場所柄、学芸附属を志望される方の
お問い合わせが多くなっております。
アムキッズでは、
学芸や筑波が第一志望の方も
私学を目指す方と同じ授業を受けていただいています。
そして私学の合格をきちんといただいたうえで、
国立受験に挑んでもらい
合格しています。

なぜなら、
国立受験は、私立の難関校を目指し、
ご縁がいただけなかった方や、
合格をいただいた方との戦いとなるからです。
国立の受験内容を見て、
これならうちの子でも大丈夫!!
と受験を始める方も多いと思います。
ですが、実際に合格をいただいている方のほとんどが、
私立の難関校の勉強をしてきた方ばかりです。
その方と同じ土俵で戦った時に
果たして合格できるのはどちらでしょうか?

「何が何でも公立は避けたい」
そう思うご両親のほうが、
いろいろな学校を見て、
学校の研究をされています。
子供の状態もしっかり把握できているし、
子供の弱点も、志望校に対して何が足りないか?
観察できていると感じます。


そして、10月の埼玉や神奈川受験を経験し、
事前面接から始まり、
都内の受験が始まる11月1日から、
本番の場数を踏んでいくことで試験にも慣れ、
忙しい中にも余裕が生まれます。
本番の機会を沢山与えることや、
例え押さえの学校だったとしても、
合格をバネにできることが
本命の試験で合格を呼び寄せることに繋がると
今までの受験者の結果を見てもわかります。

本番に勝る練習はないです

私は、この子には合格できるであろう学校名はお話しいたします。
もちろん最終的にはご両親が決めることですが、
私の見てきた生徒さんで第一志望に合格された方の多くが
お友達とトラブルがあったり、
力が出せなかった時のことを考えて
押さえの学校にもチャレンジをしています。

小学校受験は、
点数だけでは決まらないので、
そこはプロの目を信じてもらうしかないです。
どんなにペーパーができても、
合格できない学校もあるのです。
それが中・高・大学受験と違うところです。

行く・行かないは、合格してから考えればよいことです。
決めるのは学校です。
チャンスをあげるのは親の役目です。

もし、私立で一校も合格をもらわずに
国立受験に突入することになったら、
それはそれは本当に辛い中での受験です。
私は、そういうご家庭を見てきています。
ですから、今のうちに多くの学校に足を運んで、
お子様の受験校を考えてみてください。

小学校受験は
5・6歳の子供の受験です。
予期せぬことが毎年繰り広げられます。

泣いてしまい試験が受けられない子供、
泣いている子に気をとられてしまう子供、
お友達に何かされてしまうこともあります。
グループの子供たちとの相性が合わず、
行動観察でうまくまとまらず、
グループ落ちということもあります。
本当にそんなことがあるの?
という話を私は毎年聞きます。

そんなことは、経験してみて初めて分かることです。
試験を受けてみないとわからないことが多いです。
一度経験したら子供も学びます。
後で後悔しないために、
できる限り日にちを空けず
緊張感を持ったまま受験することが大切です。

という話を、合格体験談でも聞いているはずですよね。
これは紛れもない真実なので、
それを踏まえて面談しましょうね。


小学校受験アムキッズ