こんにちは。
アムキッズのあかな先生です。
年長さんになって、
入試まで半年となりました。
受験勉強もいよいよこれからが山場です。
夏にどれだけ頑張ったかが
入試の合否を決めるというのは
今までもお話してきましたが、
この時期になっても
家庭学習に上手に取り組めていないという悩みを
ときどき耳にします。
焦りますよね。
だって、やらなければならないことはたくさんあるのに
思うように進んでいかないのですから。
そういうご家庭のお子様は
まず、机に向かう姿勢が良くないということが言えます。
ペーパーをやっているときはもちろん、
絵画や工作をしているときも
腰がずり落ちていたり、
足が机の横からのぞいていたり、
肘をついていたりしている子供が多いです。
まず、45分、姿勢が保てないようでは
だめですね。
小学校の一コマ分の時間、
きちんと姿勢を保っていられないような子供を
小学校が受け入れようと思うでしょうか?
しっかり集中していたら
そのような注意は受けません。
この時期になったのですから、
45分はしっかり姿勢を保てるようにしましょう。
集中していれば、そこまで姿勢が崩れることはありません。
そして、「やりたくない」と言ったとき。
何のために勉強しているのか?
誰のための学校か?
誰が通うための試験か?
をもう一度話しましょう。
自分が行きたい学校なのだから、
貴方が頑張らないといけないこと。
そのために、親も協力すること。
嫌なことでも、
やらなければならないことはあること。
出来なくても何回もやれば
きっとできるようになること。
そして、一生懸命頑張るということは
勉強だけでなく、とても大切なこと。
受験だけのためでなく、
目標に向かってがんばることは、
例え合格しなかったとしても
その人の蓄えになること。
この時期に、
まだ勉強時間がとれていないお家の
方が言う言葉を集めてみました。
この歳でこんなにやらせて大丈夫でしょうか?
幼稚園や保育園で疲れて帰ってきて取り組めないんです。
早生まれだから難しいです。
苦手なことだからやろうとしないんです。
ここに落ちたら、公立に行くからそこまでやらなくても
いいかなと思うんです。
まだ5歳なのに一日何時間も机に向かうなんて
可哀そうだと思って。
いかがですか?
そう思うなら
合格するのは難しいですね。
小学校受験に対しての迷いがあるということです。
だって、どこのご家庭も
我が子をその学校に入れたいと必死なんです。
だから、できる限りの時間を惜しんで
計画通りに勉強に取り組み
一日のカリキュラムをこなしていきます。
お勉強が進まないご家庭は、
小学校受験の勉強をさせることに
罪悪感があるのかもしれません。
そして、できない理由を言いながら、
今日はこれができればいいか…
明日やればいいか…
そのうちできるようになるか…
そうやって結局その場に足踏みしているだけです。
これが同じ年齢でも、受験勉強でなければ
どうでしょうか?
バイオリンやピアノ、水泳、卓球でも
何時間もやらせますよね。
小学校受験をするということを選んだということは、
普通の5・6歳と違う選択をしたということです。
公立に行く選択をしたのであれば、
幼稚園や保育園で
元気に遊んでくればそれでいいですが、
私立や国立に行かせたいと思うなら、
それではだめだということです。
真剣に物事に取り組むことを
親がまず正してあげないといけません。
時にはいやだと泣くかもしれません。
楽しく勉強することは大切ですが、
そうでないこともたくさんあります。
でも、決めたことだったら、
最後まで頑張り続けることは
受験を通じてしっかり教えてあげてください。
小学校受験アムキッズ