2018年7月15日日曜日

素直に聞けるか?も大切な小学校受験の要素

~小学校受験個人塾アムキッズ~

こんにちは。
アムキッズのあかな先生です。

先日、小学校の説明会に伺った時に、
先生の話を素直に聞けない子供は
ペーパーやほかのことができても
合格は難しいです。というお話がありました。

試験中に、注意を与えても、
わざと違うことをしてみたり、
「ヤダよー」と言ったり、
素直に「はい」と返事ができない方がいるそうです。

その話を保護者にすると、
「そんなことあるのですか?」
という反応が返ってきますが、
充分に考えられますし、
普段授業の中でも、
注意やアドバイスを与えても
「違う。」
「それは嫌だ。」
と聞く耳を持たないお子様はいらっしゃいます。
一生懸命説明しても、
「わからない。」
と頑なにシャットアウトしてしまう子供もいます。
思うようにならないことで泣き出してしまい、
授業を中断させる子供もいます。

そういうお子様が、増えてきているのも事実です。
これは、最近の傾向だと思います。
考えられるのは、
大人が子供の意見を聞いたうえで、
何かをすることが多いために、
子供が自分の意見や気持ちを抑える機会が減ったのだと思います。

確かに、子供の意見を尊重する、
気持ちを汲んであげるのは大切なことです。
ですが、今はそういう時ではないことも多々あります。
大人の事情だったり、
周りの状況だったり、
待ってあげる時間がなかったり、
こういったその場の雰囲気や状況を読むことも
幼児であったとしても
きちんと教えていくことが大切です。

今はこれを言うべきではない、
こうするべきではない、
と判断させることは、4歳、5歳にもできます。
「いま、あなたがそれをしたら
周りの人はどう思う?」
「あなたがしていることは正しいことだと思う?」
そんなときは問いかけてあげてください。

それをきちんと教えてあげることは、
躾としてとても大切ですし、
その態度が許せる時と許せないときがあるのをわからせないと、
行動観察や先生とのやり取りの中で、
我儘に育てられた子供、
協調性に欠ける子供、
精神的に幼い子供
と判断されてしまいます。
小学校は集団生活の場です。
自分一人の思い通りになることばかりではありません。

小学校受験は、
子育てを見直すのにとても良い機会だと思います。
もし、ご自身のお子様が
こういった行動を起こしてしまうようでしたら、
親の普段の接し方を振り返ってみましょう


小学校受験アムキッズ