2014年8月9日土曜日

気になる模試の順位

~練馬区武蔵関駅の近くの小学校受験個人塾アムキッズです。~
こんにちは。
アムキッズのあかな先生です。


授業でやったプリントは答えを覚えてしまっているんです。
という保護者の方の声をよく耳にします。

お子様の記憶力は素晴らしいじゃないですか!

と申し上げたいところですが、
そういうわけにもいかないので、
アムキッズでは、
授業でやったプリントの類題を作っています。


同じ出題の仕方だけでなく、
違った設問の仕方でも
考え方が理解できていれば解けると考えて、
作成しています。

試験当日、
「問題の意味が分からなかった。」
ということがないように。

一つの教室では、どうしても
問題の言い回しが同じになってしまいがちです。

ですから、
模試などで対外試合に出たとき、
「意味が分からなかった。」
というお子様が多くて、
お母様が目を吊り上げてしまうのです。

模試は、教室主催の場合、
その教室に通っていらっしゃるお子様には
採点基準が甘い傾向があります。

また、問題も復習である場合が多いのです。

ですから、
外部の模試は今のお子様の理解できている分野と
そうでない分野の把握程度にとどめて、
順位はあまり気になさらなくていいですよ
と申し上げています。

以前の学校別の模試のことです。

ペーパーの点数は明らかにトップクラス、
でも、その他の行動観察や個別テストの分野で減点されて、
総合順位で差をつけられたお子様がいらっしゃいました。

気になったので、
主催者にどうしてここが減点されているのか
と電話をしてみました。

「爪が伸びていました。」
「お友達と歌を歌いながら絵を描いていました。」
「絵を描いているとき、座り方がよくありませんでした。」etc…

聴いているうちに、
重箱の隅をつつくような採点方法に
その学校の実際の入試と採点基準が違うと思い、
あまり気にしないようにお母様にはお話ししました。

高倍率の学校では、
入試は減点方式ではなく、
加点方式です。
悪いところを見つけるのではなく、
学校側が来てほしいお子様を探しています。
ですから、
前述のような
減点方式の採点方法は役に立ちません。

ちなみに、
前述のお子様、しっかり第一志望校に合格されましたよ(*^▽^*)

模試の結果で気になるところは、
早とちりせず、
教室の先生に相談されると良いですよ。

その時、
「大丈夫。」
としか、言わない先生もいらっしゃいますが、
具体的にどうするべきか
対策を
きちんと伺っておくと安心ですね。

小学校受験アムキッズ
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